ウィリアム・レニーダイヤモンドが「世界で最も輝くダイヤモンド」と言われるのには、大きく２つの理由があります。
ひとつは“カット”。従来のカット方法では、テーブルと呼ばれる一番上の面のみが反射し、クラウンと呼ばれる斜め部分の光は逃しやすくなっています。ウィリアム・レニーダイヤモンドは、そのクラウン部分に特殊カット（Crown-K-Cut）を施し、逃げる光をも反射させることに成功しました。その輝きは一般的なダイヤモンドの約4倍と言われています。
もうひとつは“サイズ”。ウィリアム・レニーダイヤモンドは、もともと大き目のダイヤモンドから削り出されている上に、従来タイプよりも低めのプロポーションとなっています。そのために同じ「カラット（重さ）」で比較した場合、正面からのサイズが明らかに大きく見えます。つまりは輝きも大きくなるのです。

ダイヤモンドは何を基準に選ぶでしょう。一般的には「4C」と答える方が多いのではないでしょうか。その理由は明らかです。どのジュエリーショップでも、ダイヤモンドは「4C」評価になっているからです。そもそも「4C」とは、宝石商が共通の基準として定めた取引上の目安です。けして輝きの評価ではありません。ところが、一般的には「4C」評価が高いほどダイヤモンドは輝くと信じられています。
本当に美しいダイヤモンドを手にしていただくために、最近では異なる基準の選び方が見直されています。ダイヤモンド自体のスペックを測る「4C」ではなく、「見た目の美しさ」に価値を見出す選び方です。数字の評価に囚われない、新たな価値基準といえるでしょう。

「4C」という基準では、同じ評価を得たダイヤモンドでも輝きや見え方に違いがあります。にもかかわらず、同じ「4C」の評価なら全てのダイヤモンドが同じ見え方をするという誤解があります。ネットショップでの購入の場合、「4C」評価を頼りに購入したのに実際はそれほど綺麗に見えない、というようなトラブルも発生しています。
カラットの数値が高いからといって、そのダイヤモンドが大きいというわけではありません。カラットはあくまでも重さのこと。横に広いのか、縦に広いのかによっても輝きや見え方に違いが生まれます。クラリティ（内包物）も同様です。その内包物がどこにあり、どのような形状をしているのかによって、たとえ同じ評価でもダイヤモンドの個性は異なります。
「4C」評価で高いグレードでも輝かないダイヤモンドもありますし、さほど高いとはいえないグレードのものがそれを上回る輝きを放つ場合もあります。「4C」はあくまでも取引上の目安。ダイヤモンドの輝きや見た目の良し悪しを表すものではないのです。

ジュエリーショップのショーケースの中でまばゆい光を受けて輝くダイヤモンド。そのダイヤモンドを薄暗い光の中で見たことはありますか？照明光のような強い光を受ければ、ある程度のダイヤモンドは輝くものです。あれだけ輝いていたダイヤモンドが、家に持ち帰ってみたら輝きを失っている、ということも起こりえます。
ところが、本当に輝くダイヤモンドの場合は、たとえ薄暗い場所でもわずかな光を反射して白くなります。ウィリアム・レニーダイヤモンドもそうです。Jewelry Ito（ジュエリーイトウ）では、店舗環境よりも暗くした（家の中のような）状態でウィリアム・レニーダイヤモンドを見ていただき、本物の輝きをご自身の目で確かめていただきます。宝石を愛する多くのジュエラーが自身の目で様々な見え方を確認してきたように、お客様ご自身の目でその輝きを判断していただきます。

上がウィリアム・レニーダイヤモンド、下が一般的なダイヤモンドです。同じ光量ですが、輝きにここまでの違いがはっきりと出ているのがわかります。

世界中でも限られたのみに取扱いが許されているウィリアム・レニーダイヤモンド。その希少価値の高さから、ダイヤモンドが店を選ぶとも言われています。
Jewelry Ito（ジュエリーイトウ）では、その魅力を存分にご紹介させていただきます。世界で最も輝くと言われるダイヤモンドの輝きを、ぜひご自身の目でお確かめください。きっと花嫁も大満足の婚約指輪をお選びいただけることと思います。